【デンマーク生活】コロナ感染者数が再び上がる今、国の対応の速さにつくづく感心

 デンマークでは先日からコロナ感染者数が上がり、再び制限が出ています。

デンマークだけでなく欧州全土で同じようにコロナ感染者数が上がっています。


デンマークとコロナ

9月上旬にデンマークではコロナはインフルエンザと同じ病気であると認定。

今までコロナのために設けたルールも廃止したのだ。

例えば、コロナパスポートを廃止、マスクをすることも強制しないでOK、集会なども集まる人数の制限を緩和した。


廃止の背景は下記の通り。

・国民の7割が既に2回目のワクチン接種を完了。

・コロナの感染者数も下がる

・感染しても重症患者も出ない

など


コロナパスポートとは?

コロナパスポートがどのような役割を果たしているかというと、レストランの店内でご飯を食べるときや、映画館、図書館、ヘアサロンに行く時に必要になってきます。ルールはとても簡単です。

【ルール】
コロナの検査を受ける(クイックテストまたはPCRどちらも可)→ネガティブ証明→コロナパスポートを確認するとネガティブと記載あり→特定のお店に入店するときにこの証明を見せる→入店許可

このネガティブ証明は3日間有効です。有効期限後に、再度特定のお店に入店したいときは、上記と同じ手順で作業をします。

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Min sundhed = 私の健康 という意味。

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この画期的なコロナパスも9月ごとに廃止をしていたが、今再び感染者数が増えているデンマークはコロナパスポートを復活。

12月に向けてクリスマス休暇で大きな国内移動も発生予定のデンマークなため

これ以上感染者を出さないために、今から施策を立てているのがわかる


つくづく思う、対応の速さ

コロナ1波の際も国の対応はとても素早く、さまざまな対応をしてくれた。

例えば、ロックダウン。

これをすることで、経済は止まってしまうが、感染者数は激変。

その後も、コロナの感染者数や変異種によって国がコロナに対する対策は数ヶ月単位で異なっていた。

つくづく国の対応の速さにありがたく、自分の国と比べると動くが違うなと痛感。


対応の速さに関しても、デンマーク国民はトライアンドエラーを好む国民性だと感じた。

例えば、試してみないと結果はわからないから一度試してみて、失敗したら次の策を考えるのがデンマーク。

一方日本は、トライするまで時間がかかり、トライ後に失敗をしたときには『なぜ失敗をしたのか?』『どうしたら失敗しなかったのか』を突き止める国民性だなと感じた。


今回のデンマークの対応も、12月のクリスマス休暇移動を予測し、それまでにできる対策をただちに設けたこと。素晴らしい対策だと感じた。

同時に、選挙期間であるにもかかわらず、選挙とコロナをしっかり区別して対策しているのも、また感動した。


それではVi ses🤣




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