【デンマーク生活】デンマークのスタートアップ企業で働いていたときのお話:存在感をPRしないとチャンスが巡ってこない・・・?

 Hej Miyuです。

実は、数ヶ月ですがデンマークのスタートアップ企業にお世話になってました。
デンマークをはじめ、北欧諸国はスタートアップ企業も多いのが特徴。

ビジネスを始めやすいと数年前からビジネス面でもデンマークは注目されています。

会社は簡単に設立できるからこそ、気軽にビジネスを始める人が多い

よく調べてみるとデンマークで会社を設立するのはハードルはとても低いらしい。IT先進国なので、会社を設立するのもネットで申請して数週間もすれば会社の出来上がり。そのため、すぐに誰でも会社を設立してビジネスができるから、スタートアップ企業が多いデンマーク。

しかし、その中でも成功する企業はほんの一握りなため、1年以内に潰れてしまう会社も多いそう。

スタートアップ先進国デンマークで仕事探し

デンマークを留学先に決めた1つの理由は、スタートアップ企業が多いこと。
フォルケホイスコーレ留学が終わったら、デンマークのスタートアップの会社でインターンシップをしたいと考えていたのです。

1勝59敗 これが現実

60社:CVを出した企業数
6 社:なんらかのアクションをしてくれた企業数(面接も含む)
1   社:内定をもらった企業数 

半年かけての挑んだデンマークでの就職活動の結果は、1勝59敗。
面接にこぎりついても、VISAの問題で不採用が続きました。
あまりVISAサポートしてくれる企業が少なかったです。

現実甘くなく、何度も心折れかけながら、諦めずに活動したかいあって、
1社から内定をもらいました。

栄養補充関連のスタートアップ。
主に、veganの人でも飲めるようにプロテインを開発しているデンマークの会社です。


キャリアチェンジのきっかけ

採用されたポジションはデジタルマーケティングというポジション。
主に、日本の市場を調査して、販売販路の拡大をするための市場調査をしていました。

今までの私のキャリアは人事、採用マーケティングだったため、大きなキャリアチェンジになりました。

デジタルマーケティングの仕事を進める中で、いくつか前職と共通する点も多く、異なるのがアプローチ対象者でした。

目の前にお客様がいて反応がわかるプロセスが楽しく、この経験がきっかけで日本に帰国してからも同じような職種で働いています。(BtoCでデジタルマーケティング)


会議で意見を言わないのは場違い

デンマークだけに限ったことではないのですが、会議で存在感がある人こそがチャンスがもらえるのが海外流。

勤めていた会社では会議は少なかったですが、会議中に黙っていると『意見はないの?』と聞かれることがたまにありました。
デンマークでも自分の意思表明や自分のアイディアを人に伝えることがとても大切で、何かしら発言をしないと"具合が悪いの”と思われてしまったり、発言しない日が続くと、会議にすら呼ばれないこともあるそうです。


休憩時間の中でチェンスを作る

デンマークで働いていたときに感じたのは、メリハリを大切にしている人が多かったことです。オフィスで机に向かって集中をしている時間もあれば、メンバーの1名がコーヒータイムをするから一緒にコーヒーを飲みながら休憩したりお話したりする時間もありました。

コーヒー休憩やランチタイムで仕事の話をするのではなく、プライベートな話をしたりしてそこから信頼関係が築かれて、仕事の依頼がくるケースもありました。

日本だと、ランチの時も飲み会の時も、休憩している時も常に話題の中心は"会社"だったことに気がつきました。仕事以外の時間も仕事の話をしていたのにも関わらず、あまり仕事の依頼に発展するケースが少なかったと感じます。

隣国スウェーデンはフィーカ時間で仕事をゲット?

最近、北欧研究所というYouTubeがあり、そこでも同じようなことをお話しされていたのでご共有。

国は違いますが、スウェーデンではフィーカ(FIKA)というお茶の時間があるそうです。このフィーカーは会社の勤務時間内にも取り入れられているらしく、YouTubeに登壇しているノンさんの会社でもフィーカの時間があるそうで、フィーカ中の会話で仕事をゲットしたり、新しいチャンスが巡ってくることもあるそうです。

仕事現場を通してカルチャーショックが大きく、日本に帰国した今では逆カルチャーショックを受けています。

みなさんは、どんな会社で働いていたいですか?

それでは、vi ses🤣

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